今、出来ること

小笠原大介

2011年03月25日 21:16


大震災が日本を襲って2週間が経ちました。
未だ被災地では多くの方々が非常に厳しい環境にさらされていますが、現場で懸命な活動されている多くの方々の努力と、国内外からの助け合いの精神が実を結び、日を追うごとに復興に向けた力強い足音も聞かれるようになってきました。

そしてスポーツ界でもプロ野球、Jリーグ、プロゴルフなど多くの競技が試合の中止を余儀なくされるなど多大な影響を受けていましたが、再開の日程が決まるなど、沖縄を含めて少しづつですが動き始めています。

プロバスケットbjリーグでは今シーズンの活動が不可能になった被災地の仙台89ersの所属選手を救済しようと、他チームにレンタル移籍するという形で活躍の場が与えられるという発表がありました。

仙台のある選手は「宮城に残りたい気持ちもあるが、プレーが出来る環境に身を置いて、少しでも多くの人達を勇気づけたい」という気持ちから、敢えてチームを離れてもプレーという決断に至ったと言います。

運営者は試合が出来る環境を。選手達は気持ちのこもったプレーで人々に元気と勇気を。
そして僕らメディアは1人でも多くの人達にその模様を伝える。

今、出来る事に全力を尽くしたいと思います。


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